コンセプト



食卓にはいくつもの物語が並んでいる。
野菜集合

 旬のものは精がつくと申します。とくに春野莱にはその効力も大きいと。
たとえば、 春菊、せり、よもぎ、ふき…。なぜか春野菜にはアルカリ性の高いものが多いのです。
 人間の体は、春にはアルカリ性を必要としているのです。ずっとずっと昔から寒い冬に 鍋料理や貯蔵保存食でとった動物性脂肪で体は酸性化しています。酸性化が進むと人間はイライラ しやすくなり、血圧もあがります。そこで昔の人は野菜の助けを借りました。
 現在ではすっかり旬の実感は薄れてしまいましたが、もともと人間の体のメカニズムと、 旬の周期は一致していたようです。
 きびしい冬に耐えてきた体を、春の野菜が自然のうちにリフレッシュさせてくれる。 そう考えると、塩ゆでして食べる菜の花のほろ苦さも、どこか野生の生命力を感じさせるよ うな気がしませんか?
 春は植物達といっしょに、私達の体も咲きはじめます。

 そんな青果物をKEIHOKUはお届けしたいと考えています。

いま、食卓が熱い。



「好きなものだけ食べたい?」

石戸 義行

先日放送されたNHKスペシャル「好きなものだけ食べたい 〜小さな食卓の大きな変化〜」という番組を見てビックリしました。首都圏の家庭の朝食・夕食、6,000食を調査した結果、朝食に食べているものがヨーグルトだけであったり、お菓子や菓子パン、コンビニのおにぎりや肉まん、レトルト食品だけで済ます、などが多かったことです。また、夕食についても同じような傾向にあるということです。理由は子供達の好き嫌いで、どうせ食べないのなら子供の好きなものを食べさせた方がいいと親が思ってしまうことや、ライフスタイルが変わって夕食を作る時間がなくなってしまったことや、夜更かしで朝起きるのが遅くなり、結果として朝ごはんも食べられないということ等などです。
子供の生活習慣病がここ20年で2.6倍になり、毎日排便がない子が1割、肥満の問題に加えて、痩せすぎも倍以上増えている現状だそうで、これが進むと、大人になっても十分な栄養がないために骨がもろくなる骨粗鬆症や高脂血症により脳梗塞や心臓病、糖尿病になる危険性が大きいという報道でした。
今、『食育』ということが叫ばれて、国をあげて本格的に取り組んでいますが、一番大切なことは子供達が学校教育だけに頼らず、家庭できちんとした栄養知識を持って教えていかないと将来大変なことになるということをこの特集で痛感しました。



「お惣菜が美味しいわけ 2006年・夏」

相談役 石戸 孝行

 
「KEIHOKUのお惣菜はおいしい」という有難いお話をお客様からいただくことが多い。今回はその種明かしを書いてみる。
@おおまかなコンセプトは家庭で作った味を出す。家庭で作る惣菜は、食べたら体に良い、美味しい、結果として健康を保てる、そんな思いを込めて作っていると思う。KEIHOKUの惣菜はその思いを求めた。
A原材料はKEIHOKUで売っている商品を使う。野菜や肉等、業務用(加工用)のものを使うのではなく、お客様が自宅で作るように、KEIHOKUの通常販売する原料を使う。国産品が中心となる。結果として、食料自給率のアップにつながるし、低農薬、有機栽培等の生産者の思いも伝わる。「もち豚のカツ丼」のように、豚肉の銘柄まで表示している。
B添加物は極力使わない。「極力使わない」と書かなければならない訳は、「たらこのおにぎり」のように、製品になっているたらこを使う関係で、たらこの添加物を原材料に書いている。製品としてのたらこを使う場合は単に「たらこ」と表示できるが、KEIHOKUは書くことにしている。
CKEIHOKUのお惣菜に限らず、経営姿勢として、「健康を売る」を柱としている。まだ充分とは言えないが、お客様が健康であって欲しいという願いは変わっていない。食生活は豊かになったように見えるが、巧妙になったと危惧している。「保存料、合成色素は使っていません」という表示でいかにも添加物を使っていないような商品で、実はそれ以外は使い放題などと、笑えぬ事実がある。商品の原材料名に書いてある意味を理解していただければ有難い。


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