チルドバイヤー坂大です。
長崎県佐世保市にある「法本胡麻豆腐店」に行ってきました。
KEIHOKUでは「白ごまとうふ・黒ごまとうふ・焙煎胡麻とうふ」の3品を
販売していますが長崎胡麻とうふといえば、煎った胡麻を使う焙煎胡麻とうふです。
長崎県内に出荷する胡麻とうふは焙煎胡麻で、地元の方は甘く香りの強い
豆腐を好んで食べています。
しかし関東にあるKEIHOKUでは「白→黒→胡麻」の順で売れています。
原料になる葛根(かずらね)は南九州、主に宮崎の山野に自生するものを使用し
くず粉(本くず)の澱粉を使用します。
※最近の悩みはイノシシが栄養価の高い葛根を食べてしまい原料価格が
高くなるとのことです。
お邪魔した日には、本葛の出来立てアツアツ胡麻とうふも食べられ
(口がヤケドしそうなくらい熱々でした)、深煎り自家焙煎を実感しました。
法本社長に胡麻豆腐を作る皆様の長崎胡麻とうふ作りの熱い気持ちを感じました。
本当にありがとうございました。
では、法本胡麻豆腐店さんの工場の様子をご覧ください。
{写真左}ビート糖(砂糖)と胡麻
{写真中央}葛(かずら)の根
{写真右}本葛粉(澱粉)
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胡麻の原料、葛粉(澱粉)・砂糖・食塩を釜で攪拌(かくはん)・加熱します。
※水は地下水、山から出る天然水です。
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職人さんが手作業で空気を抜いています。機械化出来ない細かい作業です。
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加熱途中の釜を覗き見させて頂きました。澱粉と糖分でトロミが出てきます。
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