熊本県特集
日本で馬肉を生で食べる習慣があるのは、熊本県、長野県、福島県などで、熊本県は、馬さしの生産と消費が国内1位となっています。
馬肉の部位は、モモ、ロースといった赤身の部分、また、コウネと呼ばれるタテガミの部分など、10種類ほどの部位に分類されます。
また、栄養面でも、「低カロリー」「低脂肪」「低コレステロール」「高たんぱく質」で、健康食としても注目されています。
国産馬さし 赤身 1パック 648円+税
国産馬さし 盛り合わせ 1パック 648円+税
国産馬さし 霜降り 1パック 1200円+税
※価格は2014年12月現在のものです。
川島統括部長と取材班
熊本県熊本市で、馬肉用の馬を肥育し、生産、加工を一貫して行っているJ・S・ファーム株式会社様で育てる馬は、北海道帯広市にある農家に、社長自ら現地に行き、1回につき11~12頭の、生後1年から1年半たった馬を買い付けしてきます。
この時、馬を熊本まで運ぶのはトラックで、苫小牧からフェリーに乗り、新潟で降り、その後は高速道路を使って運ぶので、2日間かかってしまいます。
トラックのドライバーは、移動の途中で馬にエサを与えたり、馬の体調を管理するなど、馬のことを知り尽くした専用ドライバーが担当しています。
飼料は、とうもろこし、麦、ライ麦、ビール粕などが入った配合飼料のほか、乾燥草として藁を与えているのですが、国産の藁が手に入る時には、国産の藁を与えています。
こうして育った馬は、出荷時の体重は約1トン、通常のサラブレッドの倍の体重になるそうです。
取材の時、馬さし、しゃぶしゃぶ、焼き肉、にぎり寿司などといった調理方法で試食をさせていただきました。
クセがなく、さっぱりとした味わいなので、どの調理方法でも良く合い、とても美味しく頂きました。
阿蘇の自然の中で作り上げた熊本名物の馬さしは、KEIHOKUではJ・S・ファーム株式会社様から直送していただいております。
お召し上がりの際には、ぜひ、商品に備え付けられている熊本ならではの甘めのタレを付けて、お召し上がりください。
冷凍ケースで販売をしております。
お話を伺った川島統括部長
馬の肥育から加工まで一貫して行うJ.S.ファーム様
健康管理のため適度な運動は欠かせません。
とうもろこし、麦、ライ麦、ビール粕が入った配合飼料
馬と触れ合うバイヤー
馬頭観音。合掌。
出荷時の体重は、サラブレッドの倍の約1トンになります。
美味しい馬さしの出来上がりです。