北海道特集
KEIHOKUプライベートブランド
北海道産 ゆめぴりか 5kg 2,778円
※価格は2015年10月現在のものです。
生産者の方々と取材班
北海道はじゃがいも、とうもろこし、小麦などの農作物の生産量が日本一となっていますが、広大な大地、豊富な水量を生かした米作りも、その作付面積や収穫量で、新潟県に続く国内第二位になっています。
以前、北海道は気候の特性から、米作りは難しく、美味しいお米をなかなか作ることができなかったようですが、地球の温暖化により、北海道も気温が上がり、また、北海道の気候に適するような米の品種改良により、美味しいお米が作れるようになり、全国各地の方々に支持されるようになりました。
北海道で作られる米の品種としては、北海道の中で一番多く作られている「ななつぼし」があります。
この品種は、つや、粘り、甘みのバランスが良く、冷めてもおいしいお米です。
また、「ふっくりんこ」は、食感がふっくらとしていて、つや、甘みがあります。
そして、「ゆめぴりか」は、粘りが強く、甘みがあり、炊きあがりのつやが美しく、色も白くて冷めてもおいしく、北海道産米の品種改良を積み重ねて開発された、北海道産米の最高峰とも言えるお米です。
「ゆめぴりか」の生産者のうち、糧とく様と契約をされている方は約200名いらっしゃいます。
その生産者の中でも、最も品質の良いお米を作る生産者を3名に限定したのが「KEIHOKUプライベートブランド 北海道産 ゆめぴりか」です。
3名が作るゆめぴりかの生産地は、江別市、深川市納内町、雨竜郡秩父別町と、それぞれ違う場所になっています。
北海道での米作りは、冬は雪が積もるため、2月末から3月下旬にかけて、融雪剤を田んぼにまき、雪を溶かします。
4月中旬には、苗代と呼ばれる箱の中に種を蒔き、ビニールハウスの中で、約1ヶ月間、苗の背が7cmくらいになるまで育てます。
その頃、雪が溶けた田んぼでは、肥料と水を田んぼに入れ、土をトラクターで混ぜた後、平らにし、田植えの準備をします。
ここで田んぼに敷く水は、石狩川や雨竜川から引いています。
そして、5月下旬にビニールハウスで苗代の中で育てられた苗を、田植えします。
3つの生産地では、昼夜の気温の寒暖の差が大きいことから、田んぼの中の水の深さを5~8cmに保ち、昼間は太陽の熱で水を温め、夜、寒くなっても稲が寒くならないように、水温で稲を温めています。
特に江別市の産地は風が強いので、風により田んぼの中の水が片寄ってしまうので、片寄っても水面が一定の深さを保てるように調整しながら水を入れています。
そして、お盆の頃から、田んぼの水を入れたり、抜いたりの調整をし、田んぼの中の土がゆるいと、稲刈り機が入らないことから、土を固くしていき、稲刈りの準備を進めていきます。
こうして、9月中旬から下旬、稲の色が黄金色になった時、稲刈りをします。
今回の取材で、3名の生産者の方のお話を伺うことができました。
3つの生産地は、黒土や砂地といった、土質も違っていました。
そして、それぞれにこだわりも違っていて、「種もみを消毒しないで、60℃のお湯に10分間漬ける」や、「木酢を自分で作って、害虫駆除に使用する」といったことがありました。
それぞれの生産者の方には、それぞれの工夫やこだわりがありましたが、「粘りが強く、甘味があり、炊き上がった時につやがあってきれいで、みなさんにおいしいと言って食べてもらえるような、ゆめぴりかを作りたい。」という気持ちは同じでした。
ゆめぴりかの「ぴりか」は、アイヌ語で「美しい」という意味です。
「夢」と「ぴりか」を組み合わせて「ゆめぴりか」と名付けられたそうです。
その品種名にふさわしく、北海道産米の最高峰、そして、最も品質の良いお米を作る生産者を3名に限定した、「KEIHOKUプライベートブランド 北海道産 ゆめぴりか」は、炊き上がりのつやはとても美しく、粘り、甘みといったお米そのものの味が感じられます。
まずは、白米のままで味わっていただきたい、本当に美味しいお米です。
田植えの様子
5月下旬の田植えの終わった水田
9月中旬の圃場
収穫前のゆめぴりか
稲の育ちをチェックするバイヤー
精米されたゆめぴりか
出荷まで倉庫で保管されます。
約200名いる生産者の中から最も品質の良い米を作る3名の方々を指定しています。