長崎県特集
はねぎ搾りとは、「はね木」と呼ばれる大きな木の先に重しをぶらさげ、テコの原理を利用してお酒を搾り出す方法です。
この製法は量産できない上に重労働、手間がかかりますが、自然の圧力で搾り出すので雑味がなくすっきりとした味が特徴です。
そして、全国でもこの製法で日本酒を造っているところは少なく、長崎県でも吉田屋様のみとなっています。
そしてもう一つのこだわりは「酵母」です。一般的に日本酒造りで使用される酵母は、酒のもろみから分離されたものを使用しますが、ここでは花から分離された花酵母を使用しています。
花酵母もそれぞれの種類により特徴が違うため、個性豊かな日本酒が出来上がります。
“はねぎ搾り”という伝統の製法をを守り続け、雲仙の伏流水を使用し、花酵母で造られた日本酒は、日本酒の種類によって、それぞれ味に個性があり、すっきりとして美味しい日本酒です。