長崎県特集
左:はねぎ搾り 純米吟醸酒 720mL 1,380円 なでしこの花酵母を使用。香りが華やかでやや甘口
中:はねぎ搾り 純米酒 720mL 1,280円 つるバラの花酵母を使用。食事を邪魔せず飲み飽きないすっきり辛口
右:普賢の夢 純米吟醸酒 300mL 680円 さくら酵母を使用。程よい熟成香と旨みのある辛口
※価格は2018年3月現在のものです。
はねぎ搾りとは、「はね木」と呼ばれる大きな木の先に重しをぶらさげ、テコの原理を利用してお酒を搾り出す方法です。
この製法は量産できない上に重労働、手間がかかりますが、自然の圧力で搾り出すので雑味がなくすっきりとした味が特徴です。
そして、全国でもこの製法で日本酒を造っているところは少なく、長崎県でも吉田屋様のみとなっています。
そしてもう一つのこだわりは「酵母」です。一般的に日本酒造りで使用される酵母は、酒のもろみから分離されたものを使用しますが、ここでは花から分離された花酵母を使用しています。
花酵母もそれぞれの種類により特徴が違うため、個性豊かな日本酒が出来上がります。
“はねぎ搾り”という伝統の製法をを守り続け、雲仙の伏流水を使用し、花酵母で造られた日本酒は、日本酒の種類によって、それぞれ味に個性があり、すっきりとして美味しい日本酒です。
蔵元兼杜氏の吉田代表
仕込中のお酒を確認するバイヤー
「なでしこ」や「つるバラ」の花酵母で醸します
伝統製法の「はね木」で搾ることで雑味のないすっきりした味わいに仕上がります
出来立てのお酒を味見しました
吉田代表と取材班