高知県特集
KEIHOKUプライベートブランド
左:KEIHOKUサラダかつお(背節・腹節) 各1本 各467円+税
右上:KEIHOKU鰹コロコロ角煮 160g 369円+税
鰹を甘辛く角煮にしました。ごはんのおかず、お酒のおつまみにどうぞ。
右下:浜吉ヤ 土佐のかつおめし 二合用 400円+税
炊きたてのご飯に混ぜるだけ。きざみネギや胡麻、錦糸玉子をお好みでトッピングして、土佐の味をお楽しみください。
※すべての商品の価格は2016年4月現在のものです。
明治維新のころ、紀州の漁師「はりまや亀蔵」によって、宇佐(現・高知県土佐市宇佐町宇佐)に鰹節の製法が伝えられたといわれています。
宇佐漁港のそばにある「有限会社 浜吉ヤ」様は、明治初期に創業以来、「はりまや亀蔵」の伝統の技を引き継ぎ、土佐の気候、風土に合わせた独自の手法を加え、鰹節の製造の他、鰹の加工品の製造をされています。
「サラダかつお」の始まりは、浜吉ヤ様で以前、味の付いた生節を製造されていましたが、だんだんお客様に飽きられてきてしまったことから、何が他に商品を開発できないかと考えられていたそうです。
ちょうどその時、焼き機を導入し、生の鰹の節を焼いてみたところ大変おいしく、手軽に鰹を味わってもらえる、「サラダかつお」として製品化をすることになりました。
「KEIHOKUサラダかつお」の原料の鰹は、石巻で獲れた脂の乗ったものを、焼津の市場で6月~8月に仕入れます。
仕入れた鰹は、大小様々なサイズが混ざっているので、重さ2kg~2.2kgのものを、サラダかつお用として選別します。
浜吉ヤの皆さんと取材班
そして、冷凍で仕入れた鰹を井戸水で解凍します。
この時井戸水を使用するのは、水道水ですと夏は水温が高くて鰹が腐ってしまい、冬は水温が低くて解凍ができないため、1年中15℃以下にならない井戸水を使用しています。
解凍後は、5~6人の職人が、頭、わた、ひれなど手作業で取り除き、鰹を腹節、背節の4部分に切り分けます。
切り分けた鰹はコンテナに並べ、遠赤外線とガスの両方で焼きます。
その後、圧力スチーマーで加熱殺菌をします。
焼くだけでは、パサパサとしてしまう鰹ですが、圧力スチーマーで加熱殺菌をすることにより、もともと鰹に含まれていた脂が表面に出て、しっとりとした味わいと色に仕上がります。
「KEIHOKUサラダかつお」の原料は、鰹のみです。
しっとりとして柔らかいので、手でほぐしてサラダのトッピングにも、お使いいただけます。
鰹の旨みだけで造られた「KEIHOKUサラダかつお」を、ぜひ、お手軽にお召し上がりください。
山中社長に案内していただきました
冷凍で仕入れたかつおを、
井戸水で解凍し、
丁寧に下処理して、
じっくりと焼き上げます
ラベルを貼ったら、
サラダかつおの完成です